[第66回]ウルトラセブンを熱く語る！[第49話/最終回]

おはようございます！

JR八王子駅北口から徒歩3分、パチンコ店ナポレオンのジチョー人見誠です！

毎月末尾に7の付く日、つまり7日,17日,27日は『ウルトラセブンデー！』

ジチョーが幼少期からこよなく愛する不朽の名作「ウルトラセブン」について1話ずつ紹介しています！

※前回は第48話「史上最大の侵略（前編）」を紹介しました！

「コチラ」をクリックすれば見ることがで出来ます！

今回紹介するのは第49話「史上最大の侵略（後編）」！

この第49話「史上最大の侵略（後編）」がウルトラセブンの最終回！

とうとう最終回になってしまった…。

万感の思いを込め、最後の1話を書いていこうと思います。

長期に渡る怪獣たちとの激闘の末、心身共にボロボロに疲弊してしまったウルトラセブン…。

セブン上司から、

「即刻M78星雲へ帰るべし！これ以上変身してはイカン！」

…ときつく念を押されたにも関わらず、無理を承知で変身し、

「双頭怪獣/パンドン」と闘ったウルトラセブン。

もはやウルトラビームが発射されないほどの疲弊ぶりで、

パンドンに文字通りボッコボコにされたウルトラセブンでしたが、

アイ・スラッガーをナイフのような使い方をし、何とかパンドンを倒します！

そして、

「ラミパス！ラミパス！ルルルルル~♪」

…と、モロボシ・ダンに戻ります！

あ、一応この呪文をご存じない方に解説しますと、

これは「ひみつのアッコちゃん」の呪文です！

アッコちゃんが魔法のコンパクトを使って色んなものに変身するんですが、

変身の呪文は「テクマクマヤコン！テクマクマヤコン！○○になぁれ～♪」、これはとっても有名ですよね！

で、「ラミパス！ラミパス！ルルルルル~♪」は、魔法を解き元通りの姿に戻るときの魔法の呪文ですね♪

…せっかくの最終回で気合入れてるのに、やっぱり脱線しちゃった(汗)

話を元に戻しますね。

何とかモロボシ・ダンの姿に戻りますが、そのまま意識を失います。

瀕死の重傷です。

地球防衛軍医務室のベッドの上で、うなされるダン。

それを見つめてるアンヌ隊員がポツンと一言！

「ダンは今、死神と戦ってるんだわ！」

…と、激しくうなされてたダンが、突然静かになった！

え？息が止まった？？？

隊員たちが息をのんだ瞬間、アンヌ隊員が満面の笑みで、

「大丈夫！峠は越したようだわ！」

？？？ホンマけ？？？

それを聞いた隊員たちは持ち場へ戻って行く。

入れ替わりに現れた主治医の先生が、

「手術の必要があるかもしれん。レントゲンを撮ってみよう！」

…と言った瞬間、ダンの顔色が変わります。

そりゃそうです。レントゲンを撮れば、ダンが“宇宙人”であることがバレてしまいますから！

一方、フルハシ隊員とソガ隊員がウルトラホーク3号でパトロール中に、セブンにやられたはずのパンドンの死骸がなくなっているのに気付きます。

ほぼ同時刻、キリヤマ隊長から無線で「直ちに基地へ戻る」よう指令が！

なんと、地球防衛軍基地が、敵からの攻撃を受けているというのです！

ウルトラホーク1号を出動させようにも、そのためにフタゴ山をスライドさせたら基地の中が丸見えになってしまうため、それも出来ません。

基地内ではアンヌ隊員がダンの様子を見に行くが、医務室からダンがいなくなってることに気付く。

大声でダンの名前を呼びながら探す、アンヌ！

地球防衛軍基地付近まで戻って来たウルトラホーク3号。

今となっては、このウルトラホーク3号だけが頼りです！

激しい空中戦の末、「幽霊怪人/ゴース星人」の円盤を撃墜するウルトラホーク3号！

…しかしゴース星人の円盤は、コマガ岳の噴火口から地下の秘密基地へ何とか逃げおおせます！

戦況を伝え聞いた親玉は…激怒！！

拘束していた人質「アマギ隊員」を連れて来させます…。

ダンがいなくなったことで口論が起きていた地球防衛軍基地のTVモニターが突然、アマギ隊員の姿を映し出します！

アマギ隊員の口から発せられた言葉は…

「地球防衛軍に告ぐ！地球防衛軍は直ちに我々ゴース星人に降伏せよ！我々ゴース星人に降伏すれば火星の地底都市に移住を許可し、全人類の生活を保障する！我々は強力な地底ミサイルを持っている！地球人たちは空と海の守りは堅いが、地底は全くの無防備だ！降伏に従わない場合は、世界各国の主要都市を一斉攻撃し、30億全人類の皆殺し作戦を実行する！ハハハハハハ！」

タケナカ参謀、マナベ参謀ら地球防衛軍上層部から出された結論は…

これを受けて地球防衛軍で対策会議のまね事をやって時間稼ぎをする間に敵の秘密基地を見つけ出し、そこでミサイルを破壊してしまうというもの。

場面は変わり、深夜の路上。

ウルトラ警備隊のポインターが路上に止まってるのを見つけ、「車を停めて」とお母さんに頼み、駆け寄る少年。

ポインターの運転席では、意識もうろうとしているモロボシ・ダンが！？

まさか“危険ド●ッグ”を吸って運転を！？…(ﾟДﾟ;)

…“危険ドラ●グ”は絶対に、ダメ！！

ダンが「救急車は呼ばないでくれ」とかたくなに拒否するので、ひとまず少年の家へ。

そこでも医者に往診の依頼をされたので、少年の手引きで少年たちの隠れ家へ！

ゴース星人は、地球防衛軍が即座に反応しないことに腹を立て、世界各国の主要都市を攻撃し始めます。

しかも攻撃したトコが全てハンパない！

「クレムリン（ソ連）」

「マンハッタン（アメリカ）」

「タワーブリッジ（イギリス）」

「凱旋門（フランス）」

世界的に有名なこの4カ国の4名所ですよ！

これが全て木端微塵！とにかくハンパない！

あの「9.11」がかすんでしまうくらいの荒業です！

そしてアマギ隊員を使っての犯行声明VTR！まるで“イス●ム国”のやり口ですやん(ﾟДﾟ;)

現代社会における、イスラム原理主義vsその他の国家…という構図を数十年前に暗示してたなんて、セブンの脚本家、恐るべし！

追い討ちをかけるように、再度アマギ隊員からのビデオレター！

「返事はまだか？30分後にもし返事がなければ、次に東京を攻撃する！」

アメリカ・ソ連・イギリス・フランスよりも後まで東京を取っておく、“東京の方が格上じゃい！”という意思表示ですかね（笑）

クラタ、ソガ、フルハシたちの頑張りで、ようやく敵の秘密基地がコマガ岳の噴火口から入った地底にあることを突き止めました！

キリヤマ隊長からの進言に寄り、「マグマライザーに時限爆弾を積んで敵の基地へ突っ込ませ、爆破する！」という作戦に決まりました！

しかし、それは同時に“人質のアマギ隊員を見殺しにする”ことに他なりません。

色んな意見が交錯しますが、他に選択肢がない以上、手段はそれしかありません…。

議論がそのような方向へ流れていくのを、時計型の無線機で眺めているしかない、ダン…。

いてもたってもいられず、表へ飛び出しウルトラアイを取り出して変身しようとする、ダン！

…が、そこで、またしてもセブン上司が、

「止めろ！今度こそ、本当に死んでしまうぞ！」

そこへ、もう1台のポインターがやって来ます！

アキオ少年から連絡を受けたアンヌ隊員が迎えに来たのです！

笑顔で「なぜ逃げたりしたの？ねえ、答えて？」と問いかけるアンヌ隊員。

振り返ったダンは、アンヌに対し衝撃の告白をします！

「アンヌ、ボクは…ボクはねぇ…、人間じゃないんだよ！M78星雲から来た、ウルトラセブンなんだ！」

「ビックリしただろう？」

「ううん！人間であろうと、宇宙人であろうと、ダンはダンに変わりないじゃないの！例えウルトラセブンでも！」

「ありがとう！アンヌ！」

…ここは“チュー”するべき場面だと思いますが、あくまでも子ども向け番組ですからね（苦笑）

キリヤマ隊長からの命令により、時限爆弾を積んだマグマライザーが、地底ミサイル基地へ向けて発進！

涙でダンを見つめるアンヌに対しダンは、

「今話した通り、ボクはM78星雲に帰らなければならないんだ！西の空に明けの明星が輝くころ、一つの光が宇宙へ飛んでいく！それがボクなんだよ！」

ウルトラセブンに変身しようとするダンの腕にすがりつき「待って！行かないで！」と懇願するアンヌを、

「アマギ隊員がピンチなんだよ！」と振りほどくダン！

まさに寛一とお宮！「金色夜叉」のワンシーンです！

アンヌの目の前でウルトラセブンに変身するダン！

ウルトラセブンはコマガ岳の噴火口から突入すると秘密基地へ潜入し、

アマギ隊員をギリギリのタイミングで救出！

その直後に時限爆弾を積んだマグマライザーが大爆発を起こし、ゴース星人の秘密基地を壊滅します。

なんとか地上へ脱出し、アマギをみんなの元へ返したところで

土中から「双頭怪獣/改造パンドン」が出現！

ウルトラセブンの最後の戦いが始まります！

この戦いを見つめる他の隊員たちに、アンヌは涙ながらに

「ウルトラセブンの正体は、あたしたちのダンだったのよ！M78星雲から、地球を守るために遣わされた平和の使者！自分を犠牲にしてまで、この地球のために戦ってるんだわ！でももう、これが最後の戦いよ！ダンは、自分の星へ帰らなければならないの！」

それを聞いたキリヤマ隊長、こぶしを握りしめ、隊員たちをこう鼓舞します！

「行こう！地球は我々人類、自らの手で守り抜かなければならないのだ！」

ウルトラホーク1号を分離したα(アルファ)号 & β(ベータ)号 & γ(ガンマ)号で出撃！

大苦戦中のウルトラセブンを援護射撃します！

ウルトラセブンは渾身の力で必殺技アイ・スラッガーを繰り出しますが、

改造パンドンに難なくキャッチされてしまう。

セブン大ピンチ！

…と、そこへウルトラホーク1号の援護射撃が！

…で、最終的に投げ返されたアイ・スラッガーを再度投げ返し、見事改造パンドンを倒したのでした！

しかし、それは同時にウルトラセブン（モロボシ・ダン）との別れを意味します…。

ウルトラセブンはM78星雲めざし、飛び立って行ったのでした！

「ダンはきっと生きているんだ！遠い宇宙から、俺たちの地球を見守ってくれるさ！そしてまた、元気な姿で帰ってくる！」

…と言うフルハシ隊員の言葉に、涙を浮かべながら大きくうなずくアンヌ！

いかがでしたでしょうか？

昨年1月7日より連載を開始した「ウルトラセブンを熱く語る！」シリーズ！

途中休載あり、ブログを2回変更したりしながらも、何とか全49話紹介し終えることが出来ました！

今後は、アーカイブで全てのお話を簡単に観れるようにしておきますので、お楽しみに♪

そして次回10月7日(火)からは、新連載がスタートです！

どうぞお楽しみに~♪

最後に、こちらもラストの“今日のアンヌ隊員”

最後の最後に美しい涙を見せるアンヌ隊員~♪

今まで僕たちに幸せをくれてありがとう~♪

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にゃんこジチョー（鬼軍曹）

営業部次長 ： 八王子ナポレオン

1966年（昭和41年）生まれ。岡山県出身。関西高校（岡山）～帝京大学法学部卒業。 高校～大学でラグビーに打ち込んだせいで毎年、年間100試合以上ラグビー観戦するラグビーバカ（笑）　学生時代から大好きだったパチンコ業界の将来性に大きな可能性を感じ大学卒業後、パチンコ業界に身を投じる。近年は後進の育成に力を注ぎ、熱く厳しい熱血指導から“鬼軍曹”と呼ばれる。現在7匹のネコを“育ニャン”中♪

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